元F1ワールドチャンピオンのフル参戦のニュースから始まった2018年のスーパーGT
GT500トピックス
元F1ワールドチャンピオン、ジェイソン・バトンが100号車レイブリックチーム国光にドライバーとして加入は大きなニュースとして取り上げられました。
19号車LEXUS TEAM WedsSport BANDOHには新進気鋭の若手ドライバー山下 健太がGT300からステップアップ。
GT300トピックス
織戸学が長いGTドライバー活動から降り19号車LEXUS TEAM WedsSport BANDOHにエグゼクティブ・アドバイザーとして参加、後に30号車TOYOTA PRIUS apr GTのドライバーとして復帰
第1戦:岡山国際サーキット
GT500優勝:17号車KEIHIN NSX-GT
GT300優勝:18号車UPGARAGE 86 MC
ジェイソン・バトン(2位)ばかり注目され17号車は優勝したにもかかわらず扱いが小さかった・・・
第2戦:富士スピードウェイ
GT500優勝:23号車MOTUL AUTECH GT-R
GT300優勝:55号車ARTA BMW M6 GT3
GT300で圧倒的な強さを見せた55号車富士スピードウェイで最強という称号はハンパない。
第3戦:鈴鹿サーキット
GT500優勝:8号車ARTA NSX-GT
GT300優勝:96号車K-tunes RC F GT3
0号車はタイヤ無交換作戦を決行!谷口渋滞といわれたスーパーブロックテクニックは職人芸、最後力尽きつるとこまで面白かった。
第4戦:チャン・インターナショナル・サーキット
GT500優勝:39号車DENSO KOBELCO SARD LC500
GT300優勝:11号車GAINER TANAX GT-R
終盤鬼の追撃を見せた関口雄飛・・・鬼気迫る走りをみせ39号車を追い詰めたがファイナルラップでノーパワー(燃料切れ)になってしまった。
第5戦:富士スピードウェイ
GT500優勝:36号車au TOM’S LC500
GT300優勝:55号車ARTA BMW M6 GT3
TOM’Sが1位2位のワンツーフィニッシュ!GT300、55号車BMWは異次元の速さで優勝。
調子が出なかった前年度GT300チャンピオン0号車初音ミク、気がつけば初音ミク作戦でシリーズ終盤へ期待を持てるレースを展開。
第6戦:スポーツランドSUGO
GT500優勝:100号車RAYBRIG NSX-GT
GT300優勝:61号車SUBARU BRZ R&D SPORT
ジェイソン・バトンがスーパーGT初優勝、序盤マシントラブルに泣かされたスバルが初優勝
無風でレースが進行したが・・・やはりSUGOの魔物はいた
マーシャルカー?がコースに残りレースに影響を及ぼしかけるという大問題になりかねないトラブルが発生。
第7戦:オートポリス
GT500優勝:1号車KeePer TOM’S LC500
GT300優勝:96号車K-tunes RC F GT3
GT500前年度チャンピオン1号車が初優勝、最終戦に向けてチャンピオンの行方が混沌へ・・・
GT300も同じく上位5チームがチャンピオンの可能性がある大混戦
第8戦:ツインリンクもてぎ
GT500優勝:8号車ARTA NSX-GT
GT300優勝:65号車LEON CVSTOS AMG
着実に手堅いレースを毎戦こなした65号車LEON CVSTOS AMGが初優勝。
シリーズチャンピオン
GT500チャンピオン:100号車RAYBRIG NSX-GT
GT300チャンピオン:65号車LEON CVSTOS AMG
GT500はジェイソン・バトンが参戦した100号車RAYBRIG NSX-GT、圧倒的ではなかったが安定してポイントを稼いだ。
GT300は毎年あと一歩の65号車LEON CVSTOS AMGが初のシリーズチャンピオン、最終戦で9回2アウト満塁逆転満塁ホームランを決めたような劇的な勝利を決めた。
2018年のスーパーGTは、どのチームも気温とタイヤのマッチングに苦しんだ印象、その中で毎戦確実なレースでポイントを稼いだチームがチャンピオンとなった。
平成最後のスーパーGTで昭和のレジェンド「高橋 国光」「黒澤元治」が関係するチームがチャンピオンとなったのは非常に興味深いシーズンとなった。